Re.flection

グループ展「Re.flection(リフレクション)」
2025/05/06 - 05/11 京都 バックス画材 2F
ファッションがまるで新陳代謝するように人や街とともに変化し続けたら。そこに映し出されるものは何だろう。

Re.flection

服と映像から
変化し続けるファッションを作る。

  • 展示・イベント

  • 映像

  • デザイン

グループ展「Re.flection(リフレクション)」
2025/05/06 - 05/11 京都 バックス画材 2F
ファッションがまるで新陳代謝するように人や街とともに変化し続けたら。そこに映し出されるものは何だろう。

Yusei Sumita
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Re.flection

launch

概要

Re.flection(リフレクション)は、服に映像を重ねることで、変化し続けるファッションの姿を探る作品展示です。このプロジェクトは、ファッションに動きを与えること、そして構成する要素を問い直すことから始まりました。

異なる分野を軸とする高校時代の同級生6人が集まり、1つの作品を制作し、展示を行いました。Yusei Sumitaは、主にコンセプト設計・ビジュアル制作(映像撮影・編集・演出)・プロジェクターシステムを担当しました。

Re.flection スクリーンの様子

服に映像を投影することで、服は着るものから見るものへと変わる。この展示の始まりは、ファッションに動きをもたらし、構成する要素を問い直すことである。私たちは服を変わらないもの、映像を変わるもの、そしてその重なりから生まれる状態をファッションと定義した。そして映像=思想、服=素材というレイヤーを構成し、思想の流動をメタボリズムの概念に接続する。

Re.flection

担当・制作

コンセプト

Re.flectionでは、初期段階でコンセプトが明確に決まっておらず、各メンバーが創造・判断できない、共通の軸がない状態にありました。そこで、方向性を共有しながらも自由な思考ができるように3軸のコンセプトを設定しました。

このプロジェクトのポイントは、6人が個々に作品を作るのではなく、グループで1つの作品を作ることにあります。そのため、コンセプトはHowではなく、Why・Whatを軸に据え、解釈に広がりを持たせるように意識しました。

Re.flection は、以下の3つのコンセプト軸で構成しています。

Re.flection 3つのコンセプト軸
  • 映像 × 服 = ファッション

    異なる要素を重ねることで、意味が生まれるという視点。

  • メタボリズム

    ファッションを、常に変化し続けるものとして捉える考え方。メタボリズム(新陳代謝)とは、都市や建築が生物の新陳代謝のように変化し、成長し続けるべきだという建築における1つの思想であり、ここではこの考え方をファッションとして再解釈し、反映している。

  • 視点と出会う

    展示空間で、他者や自分の視点にふれることを意味する。

展示空間には、同じ素材から作られた2着の異なるデザインのワンピースが吊るされています。一般的で日常的な服と、非日常的で奇抜な服が同じ空間に並ぶことで、観客はその違いを見つめながら、他者の視点に触れ、自分の視点を揺るがせ、少しずつ自分自身を見つめ直す空間へとなっていきます。

映像・プロジェクターシステム

映像とファッション

映像は、日常的にあるものや風景を記録したものです。初期の段階で提案されていた「同じ社会の中にある日常と非日常」という視点を軸に、プロジェクターシステムとの相性を見越して撮影を行いました。

Re.flection スクリーンと映像投影の様子

2着のワンピースに様々な映像を重ねることで、変化と不変、自己と他者、日常と非日常が反映され、様々なファッションが生まれ続けます。その中で、観客は新たな視点を得ると同時に、“変わり続ける中に残る変わらないもの”に気づき始めます。

服の対話とAI

映像内で交わされる服同士の対話(言葉)には、AIを用いています。この試みは、「AIには肉体がない」という発想から着想を得たものです。服もまた、単体では肉体を持ちません。

そのような“肉体を持たない存在”が語りはじめるとき、そこに人間の言葉を与えるのではなく、AIという存在(背景を理解しながらも、肉体を持たない視点)に言葉を委ねてみることにしました。それが、服の視点に最も近い語りになるのではないかと考えたためです。

Re.flection スクリーンを見つめるメンバーの様子
Re.flection AIを用いた服の対話

プロジェクターとスクリーン

Re.flectionの空間において、スクリーンは中心的な存在となる要素でした。2台のプロジェクターを同期させて使用し、およそ310インチの大きさで、服と壁面にまたがる1つのスクリーンを構成しています。プロジェクターは、吊るされた服の正面に配置して映像を重ねることで、服によって生まれる影を最小限に抑えています。

Re.flection スクリーンの様子

2台のプロジェクターを同期させて使用することには技術的なハードルがあり、初日は左右でわずかなズレが生じていましたが、翌日までの調整で改善しました。また、服の胸元に重ねた文字などの情報がズレる現象も発生していましたが、全体の微調整によって解消しています。

限られた予算や機材のなかで、どれだけ大きな映像体験を、どれだけ自然に、美しく見せられるか。そのバランスを探ることが、今回の設計におけるひとつの軸でもありました。

Notionで情報を一括管理

このプロジェクトでは、Notionを活用して情報を一括管理しました。スケジュールやタスク(Todo)、費用管理、メモなど、あらゆる情報をNotionで管理し、メンバーが自由に更新できる環境を構築しました。Notionでプロジェクトページを構築して活用することで、メンバー間で情報を共有できるようになり、オンラインでのプロジェクト進行が効率的になりました。

Re.flection Notionでスケジュールを一括管理
Re.flection Notionでタスクを一括管理

3Dスキャンで記録する

展示空間には「The fitting Re.flections」という体験型のエリアも設けました(※1)。 訪れた方が問いに対する自身の答えを布に記し、トルソーに貼り付けることで、新しいファッションが生まれていきます。

記録する手段として、3Dスキャンを用い、360°の視点から造形を振り返ることができるようにしました。生成したデータは、ウェブサイトなどを通じて公開しており、展示後もその形を共有しています。

「The fitting Re.flections」は自分自身と向き合うための空間です。展示を観て感じた事、いつもの日常を振り返りませんか?ここでは提示された問いに対する”あなた自身の答え”を布に記してください。それぞれの言葉はトルソーに集まり、やがて一つの身体をかたちづくっていきます。そこには、私たち一人ひとりの視点と時間が重なっていきます。

キャプション

Re.flection キャプションデザイン

インフォメーション

【終了】Re.flectionは、京都北白川通りに面するバックス画材 2Fで開催します。入場料は無料、予約不要でご覧いただけます。展示会場であるバックス画材は、1Fが画材専門店、2Fがギャラリーとなっています。

  • バックス画材 2階(京都 北白川・白川北大路)

  • 開催期間 : 2025/05/06 - 2025/05/11(終了)

  • 開催時間 : 11:00 - 18:30(最終日 17:00まで)

  • 料金:無料

  • 予約:不要

アーティスト

Re.flectionは、6人のメンバーで構成されています。ファッションを学ぶ人からデザイン・映像・写真・文学まで様々です。

info

インフォメーション

タイトル

Re.flection

年度

2025

グループ・
クライアント

Re.flection

タグ

  • 展示・イベント

  • 映像

  • デザイン

ソフト

  • DaVinci Resolve

  • Notion

  • AI

  • InDesign

  • Studio

担当

映像撮影, 映像編集, 演出
コンセプト
プロジェクターシステム
ウェブデザイン
マネジメント 等

メンバー

Ayane Akai
Non Yasuda
Yusei Sumita
Oto Hanada
Ryunosuke
Akio

情報

©︎ Re.flection
※1)The fitting Re.flectionsの担当はAkio・Akai Ayane

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